◆4月1日より神戸市歯科健診に対応◆

1/14(木)18：30までの診療と
させていただいておりましたが、
神戸市歯科医師会の
神戸市歯科健康診査の研修に
参加してきました。
これにより当院も指定医療機関となり
今年4月よりくどう歯科医院でも
神戸市歯科健康診査を受けることが可能
となりました。
(※2021.4/1(木)~健診対応可能)

これまで神戸市の健診を受けられるか
お問い合わせ頂く事もありましたので
開院時から健診対応可能にできれば
良かったのですが、
お待たせいたしました。

具体的には

・神戸市後期高齢者(７５歳)歯科健康診査
・神戸市６０歳歯周病検診
・神戸市５０歳歯周病検診
・神戸市４０歳総合健診(歯周病検診)
・神戸市妊婦歯科健康診査

(※神戸市より送られてくる封筒の見本)
(※毎年封筒の色が変わるそうです)

◆神戸市歯科健康診査とは◆

＜目的＞

歯科健診の実施により、歯の喪失の主な原因であるう蝕や歯周病などを早期発見、予防するとともに、疾病の発見のみならず、口腔の健康管理への意識を高め、保健行動に結びつける。また、かかりつけ歯科医における定期的な管理を促し、市民が、生涯自分の歯で食べることを通じて健康でＱＯＬ(生活の質)の高い日常生活を送ることを目標とする。

とあります。

＜受診券(クーポン券)が届く＞

受診券が対象年齢になりますと届きます。
有効期限が書いてありますので
ご確認をお願い致します。
また、妊婦の方には母子健康手帳交付時に
手渡しとなっているようです。

◆神戸市妊婦歯科健康診査について◆

神戸市からもらうすくすくハンドブックなどを
よく読んでいただきたいと思います。

＜特に妊娠中気を付けること＞

1.　歯の健康診査は安定期に入ったころ
16週～20週くらいに受けましょう

2.　女性ホルモン、つわり、飲食回数
に変化が起こります。
妊娠中特有の歯肉炎などを
引き起こすことがあります。

3.　安定期に治療することに関して
麻酔やレントゲンはほとんど問題ないと
考えていただいて良いと思います。
服薬についてはご自身で判断せずに
必ずかかりつけの歯科医に
相談してください。

◆神戸市後期高齢者(７５歳)歯科健康診査について◆

神戸市後期高齢者(７５歳)歯科健康診査のクーポン券には
問診表があり、記入していただく形となっています。

他の年齢の歯科健康診査と違って
・義歯
・噛み合わせ
・咀嚼機能
・舌や口唇の運動機能
・嚥下機能
・口腔乾燥
・粘膜の異常
・歯周組織の異常
・顎関節の異常
・口腔衛生状態
など、検査項目が多岐にわたっています。

＜オーラルフレイルと口腔機能低下症＞

1段階：口の健康への意識の低下
□
2段階：口のささいなトラブルの連鎖
□
3段階：口の機能低下
□
4段階：食べる機能の低下

それぞれの段階は進むことも戻ることもあります。
障害が起こってから対処するのではなく
その前段階でぜひ対処したいものです。

1段階目
自発性の低下⇒歯の喪失リスク増加

2段階目
噛めない食品の増加⇒食品多様性の低下

3段階目
咀嚼機能・噛む力低下⇒低栄養

4段階目
咀嚼・摂食嚥下障害⇒要介護

このような負の連鎖が起こる前に
どこかのステージでとどまるか
戻れるように、気を付けなければいけません。

◆さいごに◆

神戸市が行っている無料の健診について
書かせていただきましたが、
参考になりましたでしょうか。
令和３年1月現在の情報を基に
こちらの記事は書かれていますので
最新の情報を手に入れるには
神戸市のホームページなどを
ご確認いただければと思います。

＜神戸市ホームページリンク＞

・神戸市後期高齢者(７５歳)歯科健康診査
・神戸市６０歳歯周病検診
・神戸市５０歳歯周病検診
・神戸市４０歳総合健診(歯周病検診)
・神戸市妊婦歯科健康診査

＜日本歯科医師会ホームページ＞

・オーラルフレイル全般
・オーラルフレイルリーフレット

 

 

神戸市歯科健診
神戸市後期高齢者(75歳)歯科健康診査
神戸市60歳歯周病検診
神戸市50歳歯周病検診
神戸市40歳総合健診(歯周病検診)
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