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「健康」のためになにをしていますか?

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「健康」のためになにをしていますか?

【健康のために何をしていますか?】

◆健康のための「習慣」してますか?◆

 

皆さんが日ごろから健康のために行っている習慣はありますか?
「何もしていない」
という人もいるかもしれませんが、
多くの方は何か意識しながら生活をしていることでしょう。
例えば、
・ウォーキングをする
・ランニングをする
・食べ過ぎないようにする
・タバコを吸わない
・手洗いうがいをしっかりと行う
などがあるかもしれませんね。

◆国民全体の意識の変化◆

 

新型コロナウイルスに関連する報道が連日なされ、衛生面や感染予防に対する意識が向上した結果、これまでの習慣や行為について見直し又は中止する事もあると思います。中には便利だったことをやめなければならなくなったり、さみしく感じたり、コストがかかりすぎたり、色々な問題を引き起こしていると思いますが、どうやら、これらを踏まえて「新しい生活習慣」として乗り越えなければいけないようです。

◆歯科業界から見渡す衛生面意識◆

-スタンダードプリコーション-

歯科業界は新型コロナウイルスの流行前から感染防止対策や医療安全等への意識がもともと高いこともあり、飛沫の吸引装置であったり、高圧蒸気滅菌機や薬液浸漬による滅菌の実施であったり、ディスポ器具などの多用などを行うことはもともと行われていました。
国民の皆様からいつでもだれでも閲覧できる、施設基準なども見ていただければどこの診療所がどのような環境で行っているのか、ある程度ですが分かります。
又はこれら施設基準は院内に掲示することが義務づけられていますので、院内の掲示物を見てもわかります。
くどう歯科医院でもホワイトボードに掲示してありますので、一度ご覧になってみてください。
近畿厚生局施設基準
そのような経緯がありますので、これからの社会における感染防止対策というのが全部のお店や外食産業などで、歯科医院並みの整備は不可能だとしても向上していくのは良いことととらえています。

当院でも行っております「スタンダードプリコーション」という考え方があります。
汗以外のすべての体液(唾液など)や傷のある皮膚、粘膜を感染源と考え、予防策を講じようという考え方です。
感染者が誰か分からない場合、全ての患者を感染者とみなして対応するしかないからです。
例えばHIVの感染に関して例にとると、そもそも本人が病気に気付いていない、そして抗体検査で陰性、核酸増幅検査でも陰性、でも実は「HIV感染している」という事が起こりうります。
抗体検査は感染後1~2か月抗体陰性、ウイルスの直接検出にも検出限界があるからです。
例えば指に傷があろうが口腔内に出血があろうが、レストランの使いまわしのお箸は「滅菌」処理していません。(環境問題等で割り箸の使用を減らす取り組みですから、それ自体を批判しているわけではありません)
しかし、歯科医院では頬の内の粘膜を触っただけのミラー1本でも、高圧蒸気滅菌で滅菌パックに入れて処理しています。中性洗剤で洗って終わりではいけないのです。
「滅菌・除菌・消毒」などの定義にご興味がある方はこちら
殺菌-Wikipedia
衛生面や感染防止対策について、
くどう歯科医院は設備面や研修などの参加、システム化などを行い色々な対策をしています。
ぜひそういう側面で歯科医院を選ばれるといいかと思います。

これらのハンドピースなどと呼ばれる削る器具は、
診療ごとに毎回上の高圧蒸気滅菌機でオートクレーブ滅菌処理を行います。

ある程度大きな器具などはこの高圧蒸気滅菌機でオートクレーブ滅菌処理を行います。

口腔外バキュームで診療中に発生する飛沫などを強力な力で吸引します。

超音波洗浄機といって、まず最初の洗浄が終わった後、この機械に器具を入れ、汚れを落とします。

滅菌が終わった器具はこのようにパックに入っているので、診療がスタートするまで開封することはありません。

 

よく触るところはあらかじめラップのようなフィルムを貼り、診療ごとに交換しています。

◆新型コロナウイルスと口腔の健康◆

 

口腔内には唾液があります。細菌もたくさん常在しています。
今、口腔ケアを行うことが新型コロナウイルスだけの話ではなく、
全身の健康に大きな影響があることが分かってきています。
参考に以下の2ページを是非ご覧になってみてください。
口腔内の管理がいかに大切か、歯科医師ですから理解してますが、皆様にもお伝えしたいと考えています。
日本歯科医師会の記事をそのままコピーするわけにはいきませんので、リンクを付けさせていただきます。

日本歯科医師会のホームページにて、
Covid-19の発症や重症化を予防する対処方略の一つとして、
歯と口の健康維持の重要性を解説しています。
新型コロナウイルス感染症に負けない歯と口の健康づくり

口腔ケアで免疫力アップ!

 

◆定期的な歯科への受診の大切さ◆

 

歯科業界から国民の皆様へこれまで様々な言葉や考え方を啓発してきました。
例えば「8020運動」がその一つです。
80歳まで20本の歯を残そうというものです。
最近のものでは「オーラルフレイル」があります。
オーラルフレイルとは…(日本歯科医師会)
「オーラルフレイル」は、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです。これら概念は東京大学高齢社会総合研究機構の辻哲夫特任教授、飯島勝矢教授らによる大規模健康調査(縦断追跡コホート研究)等の厚生労働科学研究によって示され、この研究をきっかけにさまざまな検討が進められています。この「オーラルフレイル」とは、健康と機能障害との中間にあり、可逆的であることが大きな特徴の一つです。つまり早めに気づき適切な対応をすることでより健康に近づきます。この「オーラルフレイル」の始まりは、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増える、口の乾燥等ほんの些細な症状であり、見逃しやすく、気が付きにくい特徴があるため注意が必要です。

お分かりになりましたでしょうか。
なので定期的にかかりつけの歯科医院に行きましょうね、という事なんですが、
もちろんこれらの考え方はすごく大切なんですが、
1歯科医師として、歯科医院でたくさんの方の口腔内を見ていて、
定期的に歯科検診やクリーニングに来られたほうがいいと思う
大きな理由が3つあります。

「定期的に歯科受診が必要な3つの理由」
これは次回のブログで!

 

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