「くどう歯科医院」

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かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所になりました

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かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所になりました

くどう歯科医院は、近畿厚生局より承認されたため、2021.09/01より、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所となりました。
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所、いわゆる「か強診」という施設基準ですが、日本全国6万9000ある歯科医院の中で、約15%程度しかこの施設基準を届け出ていません。
予防や継続した口腔内の管理、在宅での診療や、医療安全、感染防止対策の研修の参加など、かかりつけの歯科医院としてふさわしい基準を満たした歯科医院のみが届け出て受理されます。
具体的にかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とはどういったものなのか、ご紹介いたします。

①歯科医師と歯科衛生士がいる

歯科医師と歯科衛生士が院内にはおり、2チェアの小さな歯科医院だからこそ、一人一人患者さんの口腔内の管理をしっかりと行うことができます

②過去1年間に歯周病安定期治療(Ⅰ)又は歯周病安定期治療(Ⅱ)をあわせて30回以上行っている。
歯周病の予防や病状の安定等、定期的なメンテナンスで健康な口腔内を維持することを目指しています

③過去1年間にフッ化物歯面塗布処置又は歯科疾患管理料のエナメル質初期う蝕管理加算をあわせて10 回以上算定していること。
虫歯の予防をしっかりと行い、天然の歯を残すための予防に力を入れています

④クラウン・ブリッジ維持管理料を算定する旨を届け出ていること。
被せ物を入れた後もその被せ物の維持や管理を行い、何かあったときにも対応いたします

⑤歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準を届け出ていること。
感染防止対策をしっかりと行います。既定の回数以上の研修の受講で知識の更新を図り、医療機器や材料の見直しを常に考えています

※歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)とは→
◆口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じていること。
◆感染症患者に対する歯科診療に対応する体制を確保していること。
◆歯科外来診療の院内感染防止対策に係る研修を4年に1回以上、定期的に受講している常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
◆当該保険医療機関の見やすい場所に、院内感染防止対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
◆年に1回、院内感染対策の実施状況等について、様式2の7により地方厚生(支)局長に報告していること。

⑥過去1年間に歯科訪問診療1若しくは歯科訪問診療2の算定回数又は連携する在宅療養支援歯科診療所1若しくは在宅療養支援歯科診療所2に依頼した歯科訪問診療の回数があわせて5回以上であること。
訪問歯科診療を行っております。ご自宅で歯科治療を受けることが可能です

⑦過去1年間に診療情報提供料又は診療情報連携共有料をあわせて5回以上算定している実績があること。
医科とも連携し、全身状態の確認や、現在の状態の把握、治療に際しての連携を行っています

⑧当該医療機関に、歯科疾患の重症化予防に資する継続管理に関する研修(口腔機能の管理を含むものであること)、高齢者の心身の特性及び緊急時対応等の適切な研修を修了した歯科医師が1名以上在籍していること。なお、既に受講した研修が要件の一部を満たしている場合には、不足する要件を補足する研修を受講することでも差し支えない。
重症化予防・機能低下の管理・ご高齢者の対応・緊急時の対応などに関して定期的に研修を受講しています

⑨診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。ただし、医科歯科併設の診療所にあっては、当該保険医療機関の医科診療科との連携体制が確保されている場合は、この限りではない。
万が一の緊急時に備えて医療体制を確保します。当院は神戸赤十字病院と連携しています
日本赤十字社 神戸赤十字病院

⑩当該診療所において歯科訪問診療を行う患者に対し、迅速に歯科訪問診療が可能な歯科医師をあらかじめ指定するとともに、当該担当医名、診療可能日、緊急時の注意事項等について、事前に患者又は家族に対して説明の上、文書により提供していること。
訪問歯科診療に関して何かありましたらすぐに対応いたします

⑪以下のいずれか3つ以上に該当
所属する歯科医師会の業務に出務し社会的な役割を果たすとともに、他の医療業種とも連携を積極的に図り、定期的な研修の受講も怠りません

・過去1年間に、居宅療養管理指導を提供した実績があること。
・地域ケア会議に年1回以上出席していること。
介護認定審査会の委員の経験を有すること。
在宅医療に関するサービス担当者会議や病院・介護保険施設等で実施される多職種連携に係る会議等に年1回以上出席していること。
過去1年間に、栄養サポートチーム等連携加算1又は栄養サポートチーム連携加算2を算定した実績があること。
在宅医療又は介護に関する研修を受講していること。
過去1年間に、退院時共同指導料1、退院時共同指導料2、退院前在宅療養指導管理料、在宅患者連携指導料又は在宅患者緊急時等カンファレンス料を算定した実績があること。
認知症対応力向上研修等、認知症に関する研修を受講していること。
自治体が実施する事業に協力していること。
学校校医等に就任していること。
過去1年間に、歯科診療特別対応加算又は初診時歯科診療導入加算を算定した実績があること。

⑫歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯の切削や義歯の調整、歯冠補綴物の調整時等に飛散する細かな物質を吸引できる環境を確保していること。
院内の衛生的な環境づくりを常に更新し、患者さんや歯科医療従事者にも衛生的な環境を確保します

⑬患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。なお、自動体外式除細動器(AED)については保有していることがわかる院内掲示を行っていることが望ましい。
自動体外式除細動器(AED)/経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)/酸素供給装置/血圧計/ 救急蘇生セット/歯科用吸引装置を準備しております


むし歯の数は年々減少してきており、ご自宅での歯ブラシや口腔内への意識の変化が見られます。


年齢を重ねても、抜歯の経験が少なく、多くの歯を口腔内にとどめている方が増えてきています。


歯周病の方の割合が少し増える傾向があります。これは、それだけ多くの歯を残せているという事でもあるようです。


65歳~69歳の年齢層に抜歯した方が多いようです。また、抜歯の原因の多くは歯周病です。


これからの歯科は、「虫歯を削って治す所」というよりも、「残っている歯をいかに健康に維持していくかを管理してくれる所」となると思います。
厚生労働省の診療報酬改定のパワーポイントを一部抜粋して掲載させていただきましたが、この将来予想のように、歯周病の治療だけでなく予防も行い、しっかり管理をして、虫歯を削ることもありますが、虫歯にならないように予防的な処置を行い、歯を残して、そして健康な機能を維持させましょう、そういったメッセージを発表されています。

以上のような社会の状況の変化の中で、昔ながらの歯科医院のやり方のままではいけないと考えております。
予防や重症化予防、継続した管理や、在宅診療など、これから歯科医院が求められる役割は大きく変わってくるでしょう。
当院は今回「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の施設基準を満たし、承認されましたが、これからもやるべき社会的な責任や、医療安全、感染防止対策、地域の皆様の健康な口腔内の為に、研鑽に努めてまいります。

現在当院は9つの施設基準を満たしており、近畿厚生局に届出を出し、承認されております。
今回ご紹介した「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」以外の施設基準について具体的に知りたい方は以下をご覧ください。

また、院内にも掲示しておりますので、いつでもご覧いただけます。
他にも、全国の歯科医院の施設基準などは地方厚生局のホームページより、いつでもだれでもご覧いただけるようになっております。関西ですと近畿厚生局になります。

ご興味がある方はアクセスしてみて下さい。近畿厚生局

歯科初診料の注1に掲げる基準

当院では、研修を受けた歯科医師が常勤し、十分な機器を有し、安全な医療を提供し、院内感染防止対策に対し十分な体制の整備をして対策に努めています。具体的には、

  • 口腔内で使用する医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じています。
  • 感染症患者に対する歯科診療に対応する体制を確保しています。
  • 歯科外来診療の院内感染防止対策に係る研修を4年に1回以上、定期的に受講しています。

歯科外来診療環境体制加算1

歯科の特性に配慮した総合的な歯科医療環境を整備しています。具体的には、

  • 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を修了。
  • 歯科衛生士が1名以上配置されています。
  • 患者さんにとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき、次の十分な装置・器具を有しています。

自動体外式除細動器(AED)

経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)

酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)

血圧計

救急蘇生セット

歯科用吸引装置(歯の切削や被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸引できる環境を確保しています)

  • 緊急時に円滑な対応が出来るよう、下記の医科保険医療機関と事前に連携しています。

神戸赤十字病院 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目3-1 tel:078-231-6006

(※事前に連携する事に同意を得ており、緊急時は電話等の方法により迅速に連携いたします)

歯科口腔リハビリテーション料2

当院では、顎関節症患者の治療用装置作成のため、口腔機能の回復、維持向上のための指導、訓練を実施しています。具体的には、

  • 歯科及び口腔外科での5年以上の経験及び当該療養の3年以上の経験を有しています。

② 磁気共鳴コンピュータ断層撮影(MRI撮影)が必要な場合は神戸大学医学部付属病院と連携いたします。

クラウン・ブリッジ維持管理料

当院で装着した冠やブリッジにおいて、2年間の維持管理に取り組んでいます。

異常があればそのままにせず、早めにお知らせください。

歯科疾患管理料の注11に規定する総合医療管理加算及び歯科治療時医療管理料

歯科疾患在宅療養管理料の注4に規定する在宅総合医療管理加算及び在宅患者歯科治療時医療管理料

歯科治療にあたり、医科の主治医や病院と連携し、モニタリング等、全身的な管理体制をとる事が出来ます。具体的には、

  • 十分な経験を有する歯科医師により、治療中、治療前後における患者さんの全身状態を管理できる体制が整備されています。
  • 常勤の歯科医師と常勤の歯科衛生士がそれぞれ1名ずつ配置されています。

③  全身状態の管理を行うにつき以下の十分な装置器具を有しています。

経皮的酸素飽和度測定装置(パルスオキシメーター)・酸素供給装置救急蘇生セット

④  緊急時に円滑な対応が出来るよう、医科保険医療機関と事前に連携しています。

歯科訪問診療料の注13に規定する基準(在宅専門医療機関ではない旨)

当院では外来診療のほか、在宅で療養している患者さんへの訪問診療を行っています。

■CAD/CAM

当院では必要に応じて、歯冠補綴物の設計・製作に要するコンピュータ支援設計・製造ユニット(歯科用CAD/CAM装置)を用いて、臼歯に対して歯冠補綴物を設計・製作しています。当該装置を設置している歯科技工所と連携しています。

・六甲歯研・クラフトデンタル・アーチデンタルファイン


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HP:https://dc-kudo.com
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